バイオブロック｜糟屋郡新宮町の歯科・歯医者なら【新宮おがわ歯科 おとな・こども歯科】

バイオブロック治療（顎顔面口腔育成治療）は、歯並びそのものを整えるのではなく、「なぜ歯並びが悪くなるのか？」という根本原因にアプローチする治療です。

原因の多くは、成長期における顎や顔の“ゆがんだ成長”です。
特に、上顎が正しい方向（前方）に成長せず、下方向ばかりに伸びてしまうと、口が開きやすくなったり、顔が長く見えたり、鼻呼吸がうまくできなかったりと、さまざまな問題につながります。

このような顎顔面の成長のズレを整え、歯並びやかみ合わせだけでなく、呼吸機能・姿勢・顔つきまで含めて、全体的なバランスのとれた発育を促すのが、バイオブロック治療の特長です。

バイオブロック治療の大きな特長は、成長期の「発育する力」そのものを利用できることです。
子どもの顎や顔の骨は柔軟で、まだ発育の途中にあります。そのタイミングで専用の装置を使用することで、呼吸・咀嚼・姿勢といった機能面も考慮しながら、バランスのとれた骨格の成長を促すことができます。

治療では、バイオブロック専用の装置を段階的に使用しながら、

• 上顎の拡大と位置の調整
• 下顎の誘導
• 舌や唇の安定したポジションの確保

といったプロセスを経て、顎顔面の発育における機能的な調和を目指していきます。

「歯を並べるのではなく、歯が自然に並ぶための環境を整えていくこと」
バイオブロック治療は、そのような考え方に基づいて行われています。